2014年11月8日土曜日

感動の一戦(JAPAN XV vs MAB)

ニュージーランドからマオリ・オールブラックス(MAB)が来日し、日本代表(JAPAN XV)と対戦しました。

MLBはニュージーランドの先住民マオリの血を受け継ぐ者のみで構成されたチームで、その実力は国代表を含めても世界6〜7位に匹敵すると言われています。
事実、一週間前に神戸で行われた第一戦は21対61と完敗。
しかしスクラムや密集では互角以上に渡り合い、第二戦に希望を繋ぐものでした。

朝から雨。でも8:30には秩父宮ラグビー場に列が出来ていました。
キックオフは14:00なのに・・・。待ち時間もまた楽しみのうち。ラクビー談義に花を咲かせているうちに開場時間となりました。
絶好の席を確保し、ホッと一息。

さぁ、いよいよ選手入場です。
このあとの国歌斉唱では、「君が代」はもちろん「God Defend New Zealand」もしっかりと歌いました。
MABの試合前の儀式、「ティマタンガ」と呼ばれる「ハカ」は凄まじい迫力でした。
先週とは打って変わって、ジャパンは生き生きと攻め込んでいます。
前半終了直前にトライを入れ、5対15で終了。
後半も大接戦で、残り3分までジャパンが3点リード。
しかし歴史的勝利目前にしてクイックスローからトライを奪われ、2点差で惜敗を喫してしまいました。

めちゃくちゃ悔しかった!!!
でもジャパンの素晴らしい戦いに大感動でした。

大躍進の陰には、世界的な名将として知られるエディー・ジョーンズHCをして、「現在の日本代表ほど練習するチームを、私は他に知りません」と言わしめた猛練習があったと知りました。
「あの40点差が縮まるなんて誰も想像できなかったと思う。でも1週間でここまで修正できたのは、この2、3日がんばったからじゃない。3年間で積み上げてきたものがあるからなんです」と語る五郎丸選手の言葉も非常に重みがあります。

この試合のあと、ジャパンはIRBの世界ランキングで9位にあがりました。
来年のワールドカップがとても楽しみで仕方ありません。
これからも応援し続けます。(智)

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