2012年8月31日金曜日

出発間近

出発まで24時間を切りました。
やり残したことはないのか、譜面を開いたり、荷物を出し入れしたり、落ち着かない時間を過ごしています。
成田空港19:00発のニュージーランド航空。明日の今頃は機上で日誌を書いている頃でしょうか。
素晴らしい交流が持てるように頑張ってきます。(田島)

2012年8月28日火曜日

旅の友

1977年に始まった演奏旅行。
私が使っているスーツケースはその初回から参加しています。
先輩から譲り受けたもので、私よりも多くの旅をしています。
 

さすがに満身創痍。
キャスターのゴムが一個剥がれてしまったので、思い切って全部剥がしてしまいました。
中仕切りは取れてしまったので、糸で縫ってあります。
容量が小さいのに重いこともあって、買い換えれば?、といつも言われます。

でも想い出がいっぱいで、とても捨てる気になりません。
行く度に増えているステッカーはその象徴です。
1988年のオーストラリア建国を祝うもの。
歴代のCFステッカーも貼られています。
(大分かすれてしまっているんですけど・・・)
遠くからでも目立つし、こんなにボロボロでは誰も盗もうとは思わないでしょう。

今回もいい旅をしようね〜。(智)

2012年8月27日月曜日

演奏旅行直前・週末練習



8月25日〜26日
いすみ市憩いの家

 出発まであと7日。演奏旅行に関わる全ての最終確認、そして練習に没頭する2日間を過ごした。
 升本先生のタクトに集中する。音楽が劇的に変わっていく瞬間は流れ落ちる汗すら気にならない。しかし気持ちが空回りし、ただ必死に歌っているだけで歌に心を込められない曲も多々あった。
 また、演奏旅行日誌を手に1日ごとの行程を確認。団旗にアイロンを掛け、持って行くべき荷物の分担を決めそれを配布。その量と重さに、いよいよ出発だという緊張が一層高まる。
 日本を代表してオーストラリア、ニュージーランドに行くためには、さらに意識を高め、音楽的に向上する必要がある。CFの矜持を持ち、必ず喜んでもらえる演奏を目指し、成田に行くまで練習に励む。

 元気に行ってきます。1回目のコンサートはダニーデン、9月2日(日)ファーストチャーチの予定です。(田島)

2012年8月19日日曜日

週末練習

演奏旅行の出発を二週間後に控えた8月18日〜19日に週末練習を行いました。練習は勿論ですが、カメラ、ビデオ撮影や録音など旅行中の様々な役割についての確認を行う事も大切な目的となりました。実際に使用する機材を持ち込み、手順や設定を確認しました。

こちらは各地の演奏会の音源を録音する機器の確認です。旅行中は移動も多いので、コンパクトかつ高性能の機器を使用します。失敗は許されませんので念入りにチェックを繰り返しました。


譜面台も新調しました。こちらも軽量でコンパクトなものを厳選したうえに、より使いやすいように団員がカスタマイズしている一品です。


また、団員が着用するポロシャツも完成し、お披露目されました。カラフルなポロシャツはホストファミリーへのお土産としても非常に人気です。特に今回のエンブレムはラグビー好きな両国には大変喜ばれること間違いなし。ファミリーの笑顔が目に浮かびます。

 
残暑厳しい週末になりましたが、9月2日(日)にはNZのダニーデンでファーストコンサートとなります。 現地の気温は10℃前後のようです。しっかりした演奏が出来るよう体調管理についても確認がされました。(彦)

2012年8月12日日曜日

夏合宿

8月10~12日に千葉県いすみ市にある憩いの家にて夏合宿を行いました。
9月に出発するNZ・豪州親善演奏旅行に向けて練習を重ねる事と、寝食を共にすることで団の結束を強める事が目的です。

また、演奏旅行へ臨むに当たって、旅行の意義や成り立ち、日程等の説明を、富樫団長が行いました。

今度で18回を数える演奏旅行、初回から参加している団員もいれば、初めて参加する団員もいます。共通認識を持っておく事は旅を充実させる為にも、とても大切な事なのですね。

合宿には遠路遥々、豪州・シドニーから蓑田先輩も参加されました。アデレードとカウラにて催す演奏会では共に出演されます。明るく気さくな人柄で後輩からも慕われています。

暑い夏ですから気を付けたいのが熱中症。水分補給は大切ですね。
お茶やスポーツドリンクを用意し、暑さに負けない様にがんばっています。

出発まで半月余り。ワクワクする気持ちを胸に、最高の音楽を届けようと練習に励んでいます。(教)

2012年8月6日月曜日

訪問都市紹介

ニュージーランド5つ、オーストラリア2つの町でコンサートを行います。
簡単にですが、訪問順にそれぞれの町についてご紹介します。


二ュージーランド




○ダニーデン(Dunedin)
 4年ぶり、3回目の訪問です。演奏旅行の最初のコンサートは、ダニーデン最古の教会で、昨年創立125周年を迎えたロイヤル・ダニーデン男声合唱団との合同演奏会です。

○ネルソン(Nelson)
 伝統ある音楽学校のホールは、合唱に適した素晴らしい環境です。共演するネルソン男声合唱団も今年創立80周年を迎えます。

○フェザーストン(Featherston)
 大戦中に日本人捕虜の収容所があり、悲しい歴史を持つ町ですが、私達をあたたかく迎えてくれます。升本先生、湯山先生のサポートでアンザックホールにピアノが導入されて早5年。平和公園での献歌も訪問の目的の一つです。

○タウポ(Taupo)
 4度目の訪問となる今回、これまでの教会ではなくより大きなホールで、地元のライオンズクラブ主催のコンサートが実現します。マオリの伝統が色濃く残る町だけに、新たな交流に期待しています。

○タウランガ(Tauranga)
 NZの集大成はウェズレー教会でのコンサートです。長年お世話になっているホストファミリーがアットホームな雰囲気を作り出してくれます。



オーストラリア
○アデレード(Adelaide)
 アデレード大学内にあるエルダーホールは本格的な音楽ホールです。最高の環境でのコンサートは音楽的なクライマックスと言えます。ロータリークラブのオーガナイズは交流のお手本です。

○カウラ(Cowra)
 ホームステイは第二世代に受け継がれています。ここで出会った方々から、親善交流について多くを学んできました。痛ましい事件の犠牲となった豪州兵の墓地、そして日本人墓地への献歌は重要な目的の一つです。演奏旅行の原点がここにあります。

2012年8月4日土曜日

追悼礼拝

第18回英連邦戦没捕虜追悼礼拝に参加し、歌と祈りを捧げてきました。
 
会場のセッティングも私達の重要な役割です。
礼拝の意義を熱く語る年長OBの言葉に、初めて参加する学生メンバーもしっかりと耳を傾けます。
礼拝の中、列席した全員で讃美歌を歌いました。
各国の墓地をまわり、ここでも歌を捧げました。
オーストラリア区で歌った後・・・、
来賓のオーストラリア大使館付武官のセルカーク空軍大佐が笑顔で駆け寄ってきました。
カナダ・ニュージーランド区でも歌いました。
最後のインド・パキスタン区で歌ったのは「Go Now in Peace」
平和を願う歌詞が心に染み渡りました。
主催者、来賓の方々との記念撮影。

幸い、例年のような肌を刺すような暑さはありませんでした。
礼拝が終わって一時間後、大雨が降り出しました。
列席者の熱い思いが天気をも味方につけたかのようでした。(智)

日時:2012年8月4日(土) 午前11時
場所:英連邦戦死者墓地(横浜市保土ヶ谷区)
主催:「英連邦戦没捕虜追悼礼拝」実行委員会

2012年8月1日水曜日

第18回豪州&NZ親善演奏旅行まであと一ヶ月

団創立10年目の1997年以来、隔年に実施している演奏旅行は今回で18回目を迎え、
オーストラリア、ニュージーランドの約20都市を訪問してきました。

9月1日、
私達は成田を飛び立ちます。
18日に帰国するまで7都市でコンサートを行い、ホームステイをしてきます。
地元の合唱団、音楽家とのジョイントコンサートはまさに旅の醍醐味です。
ホームステイでは里帰りした息子のように扱って貰っています。
先の震災で沢山の温かい励ましを頂いた事への感謝。
同じく地震の被害に遭ったNZの方々への哀悼。
日本人として伝えてくることが沢山あります。

旅の様子はこのブログ上で随時お伝えしていく予定です。

応援、よろしくお願いします。(団長 富樫 敦)


◆団長 富樫 敦
◆指揮者 升本 弘先生
◆ピアニスト 湯山優子先生
◆スタッフ 升本道子様・伏見且敏・簑田秀一(シドニー在住OB)