10月14日の正午。ロベサル・ルーテル(Lobethal Lutheran)小学校に、「段ボールの土俵」が出現。日本語を学ぶ8歳から10歳のクラスで開催されたのは、「紙相撲大会」。はるばる渡ってきた力士の画用紙を、子供たちが小さな手で丁寧に切り抜いていきます。思い思いの四股名を書き込めば、世界にたった一つ、彼らだけの「マイ力士」の誕生です。いざ、土俵へ。四隅に指を添え、トントン、と小気味よいリズムを刻めば、それが取組開始の合図。「行けー!」「ファイトー!」紙と段ボールだけのシンプルな遊びが、言葉の壁を軽々と越えた瞬間でした。指先の細かな振動は、やがて歓声へと変わり、子供たちの弾けるような笑顔が土俵をぐるりと囲みます。小さな紙の力士たちが、子供たちの心に「日本への好奇心」という大きな種を蒔いてくれた。そんな手応えを感じた、熱気あふれるひとときでした。
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