今年も猛烈な日差しが照りつける中、歌い、祈りを捧げてきました。
呼びかけ人である故永瀬隆さんが最後と決めてタイを訪れた時、泰緬鉄道の鉄橋の上に虹が架かっているシーンを観ました。
どうせテレビの演出だろう、と私は思いました。
この日、三名の呼びかけ人のうち、ただ一人ご存命の雨宮剛先生が退かれました。
青空に浮かぶ虹を見て、私は奇跡というものがあると信じました。
戦争という悲しい出来事を私達は体験していません。
だからこそ、私達は平和を祈らねばならないと思います。
私達の歌や祈りが犠牲となった方に届き、加害者である日本人兵を手厚く弔っていて下さるカウラやフェザーストンの方々への感謝となる事を願っています。(智)