2018年9月2日日曜日

コンサート報告(タウランガ 9/2)

ここはNZの中で最も長く交流が続いている街です。演奏旅行のオープニングは、多くのホストファミリーが所属するタウランガ市民合唱団との合同演奏会でした。日曜日の午後。降り続いた雨も止み、会場のウェズレーチャーチは満席でした。なかには十年間も足を運び、今回も楽しみにして下さった日本の方もいらっしゃいました。
マオリ語で「こんにちは」を意味する「Kia ora」司会の富樫が第一声を伝えると、一瞬の驚きのあと会場からも「Kia ora」の掛け声と拍手と歓声。コンサートのはじまりは、とてもリラックスしたムードとなりました。

CFの第1ステージは、ドイツの歌を6曲。
ファンファーレの”Wanderschaft”は憶えて下さっている方も多く好評でした。”Ade zur guten Nacht”は目を瞑って聞き入る姿が印象的でした。”Die Forelle(鱒)”では溜め息の後に大きな拍手を戴きました。


続いて湯山先生のピアノソロステージ。
アルベニスの” Cantos de España(スペインの歌)”を演奏。湯山先生のファンが多くいらっしゃるのもこの街の特徴と言えるでしょう。演奏会前、多くの方々が楽しみと話されているのが聞こえて来ました。情熱的で、リズミカルな演奏を思い思いに楽しまれたようです。弾き終わると満場の拍手が送られました。

タウランガ市民合唱団は、5曲を演奏。
指揮者のワイムスター氏が船長の帽子をかぶってソロを唱い、美しい女性のトリオも披露された。趣向を凝らしたステージに会場は拍手喝采。私達も客席から柔らかなハーモニーを満喫しました。

CFの第2ステージは日本の曲と世界の曲を合わせて10曲。
”花のまわりで”は子供の曲と紹介されて驚かれたようでしたが、愛らしい伴奏とともに大変好評でした。”風”と”海”は紹介された内容をイメージして聴いて下さったようで、大きな拍手を戴きました。

世界の歌は”La Golondrina”はメキシコ第2の国歌と紹介し、私達の思いが伝わったようです。マオリ民謡”Tahi nei taru kino”は、演奏前から拍手を戴く程でした。演奏が終えると間髪入れずに拍手が沸き起こりました。サプライズでそのまま”Pokarekare ana”の演奏を始めると更に拍手喝采。今回の演奏旅行のための特別な編曲でした。会場からも歌声が聞こえるほどの盛り上がりでした。終曲の前に「この街は私達にとってNZのホームタウンです」と伝えると「Yes!」の掛け声。”Take Me Home”を紹介すると大きな拍手。団員一人ひとりが感謝を込めて唱い、スタンディングオベーションを戴きました。(宮臺)

5 コメント:

  1. 1つめのコンサートお疲れ様でした。日本でのコンサートと違い「交流」がより出ていて親善旅行にふさわしいオープニングでしたね!まだまだ先は長いのでお気をつけてください。

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    1. 演奏旅行最初のコンサートは、とても緊張しました。体調を崩す団員も無く、これからも頑張ります。メッセージ有難う。

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  2. 今日はフェザーストンでのコンサートです。夜には吉報をお届けできると思いますので、お楽しみに!!

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