入場から歓声があがり、待ちに待ったという雰囲気で迎えていただきました。
第一ステージはシューベルトと日本の歌。
一曲目の”Wandershaft”に大きな拍手をいただき、アットホームな雰囲気で、
私達の緊張は和らぎ、気持ちが高揚しました。
各曲の表現によってオーディエンスの反応に違いがあり
本当によく聴いて、喜んでくださっている事を実感しました。
日本の歌は繊細な表現が大変に心地よく会場に響き、
驚きを持って受け止めていただいたようです。
湯山先生のピアノソロステージも同様に、入場から大きな拍手。
演奏が始まると静まり返り、会場中が引き込まれていきました。
休憩を挟んでWorld songsのステージ。
讃美歌、カナダのフォークソング、スペインの歌曲、イギリスを代表する「グリーンスリーブス」「アニー・ローリー」という多彩なレパートリーは大変に喜んでいただけました。
この日のハイライトは終曲の「How great thou art」
一番は英語、二番はニュージーランドの先住民であるマオリの言葉で歌いました。
会場には両方のの言語を歌える方が多くいらっしゃり、白人とマオリの共存共栄を掲げるこの国のプライドを垣間見る瞬間でもありました。
升本先生の選曲とアレンジの奥深さを改めて感じる事ができました。
最後はこの国でもっとも有名な歌である「ポカレカレ」を歌い大団円をむかえました。
ありきたりの言葉では表現しきれない、心に染み入る幸せなひと時でした。(吉田)
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