2024年10月15日火曜日

帰国しました

 


 14日の18時半に無事に成田に到着しました。
濃密な2週間でありました。
47年間の交流の価値が凝縮されたた旅でした。
様々な困難を乗り越えて成功に導いてくださった、
升本弘先生、湯山優子先生に心からの感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

私達を支えてくださった全てのホストファミリーの皆様、関係者の皆様、
本当にありがとうございました。

We would like to express our sincere gratitude to all our host families and everyone involved who supported us.

2024年10月13日日曜日

お別れの朝


 カウラにお別れを告げる朝は日本人戦没者墓地に集まります。オーストラリア兵に向けて讃美歌「Got be with you till we meet again」。日本人墓地には「海」を献歌しました。 


 たくさんのホストファミリーと関係者の方々に見守られ、祈りを込めた歌声は、やさしく空に舞い上がっていくようでした。


 フラッグポールの周りに皆が輪になり手を繋ぎ、Auld Lang Syne(蛍の光)を歌います。旅の移動のスピードに心がついていかず、それぞれの街に置き去りにしてきた気持ちもこの歌に込めました。

 バスはキャンベラに向かって発車し、永遠に変わらないのではと思えるようなカウラの風景を、皆放心したように眺めていたのです。 (吉田)










2024年10月12日土曜日

未来へのステージ





 会場のシビックセンターに、団員が集まってきます。誰もが特別な
思いを持ってきています。これまで演奏してきた街の人々すべてと、カウラの方々への感謝の気持ちを込めて歌う。今日はレパートリーのほとんど全部を披露します。


 会場はリニューアルされ、ずいぶん様変わりしていましたが、第一回訪問からこのステージで歌い続けてきた私たちにとって、正にホームグラウンドといえます。

 客席はほぼ満席。ホストファミリーの顔が見えると安心します。そして、お客さん同士もほとんど友達です。German Songステージからのスタート。CF音楽の柱、気が引き締まります。世界の歌の後に湯山先生のピアノソロ。お客さんはシューベルトにじっくりと耳を傾けます。

 この街で両国の国歌を歌うのには、フェザーストン同様、大きな意味があります。終戦間際の起きなくてもよかった悲劇があったにも関わらず、この街の方々のご厚意によって、今、親善への道が出来上がっています。お互いの国同士の尊敬と、平和の象徴として、今日、両国の国歌はこの地に響いたのです。

 演奏終了後、CFは再びステージに招かれ、オーガナイザーのボブ・グリフィス氏から歓迎の挨拶、この旅行の団長、伏見より街の方々への感謝の言葉が述べられました。

 出来ることは全てやりました。今は只ただ、心地よい疲労感に酔っていますが、長いブランクは逆に私たちをスタートラインに立たせたようです。未来への夢がまた生まれました。 (大石)

2024年10月11日金曜日

演奏会前日(11日・金曜日)



 6年ぶりのカウラ。バサーストで開催されるカーレースや春休みの最終日も相まって、カウラのメインストリートは賑わいを見せています。
昼食は日本庭園で皆で過ごしました。古くからお世話になっているホストファミリーばかりで本当にありがたい時間を過ごしました。

 私たちが待ち望んでいたコンサートは明日(12日)。当日の選曲も決まった。一緒にステイしている吉田と楽譜を見直し、声を合わせるなど落ち着かない時間を過ごしています。
演奏旅行は1977年にカウラから始まりました。合唱を通じて世代を超えた交流を継続してこられたこと、その礎を築いてくださった多くの人に感謝。その想い歌声にのせて届けたい。(田島)

2024年10月10日木曜日

カウラにて

ホームステイ先に向かう途中で、ビールを買うために酒屋さんに寄りました。
するとカウンターに私たちのコンサートの広告が!!!
店員さんに話して、写真を撮らせてもらいました。
いよいよ最後のコンサートです。
絶対に最高の歌を歌って喜んでもらいたいと心に誓った瞬間でした。(斎藤)



カウラ着

 アデレードからキャンベラにひとっ飛び。バスに乗り換えて2時間半、最後の訪問地カウラに到着しました。演奏旅行がはじまった1977年に始まった演奏旅行から欠かすこと無く訪れている街です。第二次対戦中に日本人捕虜収容所が置かれ、脱走事件が起きた悲しい歴史を持つ街でもあります。私達が演奏旅行を自費で継続する理由や深い意味はこの街やホストファミリーとの交流に凝縮されています。みんな再会できたか?という確認をし、勝手知ったる我が家に戻るかのように、意気揚々と引き取られていきました。6年ぶりの訪問に心が躍っています。(吉田)

















さよならロベサル

  熱烈歓迎は最後の日々はあっという間に過ぎ去り、別れの朝です。
ロベサル・ハーモニークラブの歴史や地域貢献に対する意識は私達にとって大いに学ぶべきものでした。私達のサポートは合唱団のメンバーはもちろんですが、ライオンズクラブの方々の協力も得て、地域一体となって迎えてくださいました。小さな考えて内向きになりがちな私達にとって見習うべき合唱団の姿です。お別れは輪になって全員が一人一人にお礼やお別れを伝えるスタイル。より一層に繋がりが深まり、別れを惜しむ瞬間でありました。
手厚い歓迎、本当にありがとうございました。(吉田)










2024年10月9日水曜日

ゆったり まったり

10月9日
今日はフリーデイ。昼食はマレー川でリバークルーズを楽しみながら。










アフタヌーンティーを楽しんで



夜はビアハウスでディナー
歌合戦に花が咲き、
ゆったり、まったりの1日でした。




ロベサルスピリッツ

合同演奏

  ロベサル・ハーモニークラブとのジョイントコンサート。今日は朝から1日中、合唱団の皆さんと、セレモニー、BBQなどご一緒に行動をともにしてきました。15時半に皆ユニホームを着て会場に集合。いよいよコンサートの準備が始まります。
 ロベサルの演奏会では、ご婦人たちの支えがなければ成り立ちません。リハーサルや本番前のサパーなど、ボランティアで美味しい料理をつくってくださいます。

本番前のサパー

 スタートはロベサル合唱団。団歌から始まり、重厚なハーモニーを聴かせます。1世紀近くの歴史とともに、本当に歌が好きな男たちが楽しんでいる様子は、私たちのお手本です。

LOBETHAL HARMONY CLUB

 豪州で初めての国歌演奏。NZと同じく会場の皆さんは起立。共に歌います。この国から始まった長きに亘る親善旅行のなかで記念すべき日となりました。

スタンディングオベーション

 日本の歌の終曲「山寺の和尚さん」。おそらく一度も聴いたことのない曲にも関わらず、会場総立ちの拍手。アンコールバックでは手拍子まで起きました。

ルーテル教会は満席の熱気

 合同曲は讃美歌God Be with You Till We Meet Again。たった数回しか合わせていないのに、本番にかける思いはどちらの合唱団も強く、絶唱のラストソングとなりました。

 オージーパワーに圧倒されながらも、私たちはこの街の方々の懐の広さと、無類の明るさに憧れています。旅も後半ではありますが、カウラでのラストステージに向けて、今しばらく、ロベサルスピリッツを学ぶつもりです。 (大石)

2024年10月8日火曜日

大歓迎


 ロベサルの方々は本当に熱い心をもっておられます。
毎回、熱烈歓迎に圧倒されいます。
ルーテル教会の学校の敷地内に私達との交流を記念したエリアを作ってくださいました。
2018年の訪問時にはそこに鳥居を協力して建てました。
今回は鳥の水場を作ることになりました。
学校の小学生の皆さんや保護者の方々も集まってくださり、無事に完成。
昼食はそれぞれのグループに分かれてBBQ等々を楽しみました。(吉田)